近年、手軽に栄養的な食事ができるとあって、高齢の方の食事宅配(弁当)を利用する人が増えています。
実は私の母や、夫の祖父も利用しているのですが、初めはどこを選んだらいいのか迷ってしまいますよね。

楽しみにしていたのに、いざ食べてみると味が合わない!なんてことになったら残念です。
今の宅配弁当は、塩分が調整してあっても味が薄く感じないように出汁を効かせたり、やわらかい食事でも、見た目はそのままでだったりと、美味しく食べられるように工夫がされています。
そこでこの記事では、高齢の方におおすすめの食事宅配ランキングや、失敗しない宅配弁当業者の選び方についてご紹介します。
是非食事宅配を検討している方は最後までご覧ください^^
>>歯や顎が弱い高齢者向け!おすすめ「やわらかい宅配弁当ランキング」
高齢者(シニア世代)におすすめ!宅配弁当種類別ランキング

宅配弁当には大きく分けて以下の2種類あります。
- 冷凍弁当
- 常温(冷蔵)弁当
生活スタイルに合わせて、まずは「冷凍弁当」にするか、「常温弁当」にするかを決めてから選ぶと迷わないです。
冷凍弁当は、指定した食数が指定した配送頻度で送られてきます。冷凍なので保存も効くため、冷凍庫にストックして好きな時に食べられるのがメリットです。
常温(冷蔵)は、毎日自宅にお弁当を届けてくれるサービスです。
作りたてのお弁当を持ってきてくれるため、美味しさ重視の方にはおすすめ。ワタミの宅食は手渡ししてくれるので、見守りになるのも安心です。
ただ、冷凍弁当と違い賞味期限が短いので、届いたら必ず食べなくてはなりません。さらに、手渡しなのでお出かけが多い方には向きません。

私の母は出かける事が多いので冷凍弁当を注文していますよ
そこでここでは、種類別に高齢者の方におすすめ宅配弁当をご紹介します。
高齢者におすすめ冷凍宅配弁当
まずは高齢者の方におすすめの冷凍弁当をランキングにして見ました。
冷凍弁当のメリット
- 保存が効く
- 賞味期限が長い
- 好きな時にチンして食べられる
- 火を使わず調理できる
食宅便(コースが豊富)

公式サイト:https://shokutakubin.com/
価格 | 一食560円〜 |
配送料 | 定期便 360円 都度便780円 |
コース | おまかせコース |
配送頻度 | 都度便 定期便 |
お試し | あり(4食1980円) |
50年以上、医療や福祉関係の施設に食事を提供している「日清医療食品」が提供している食宅便は、『減塩』や『カロリーケア』『低糖質』など体調に合わせて選べるコースが充実しているのが特徴です。
見た目そのままで、歯茎でかめる柔らかさのお弁当もあり、高齢の方に多く選ばれています。
副菜4菜・主菜1品の栄養バランスの取れた食事が、手軽にとれるが嬉しいですよね。
毎週自分でセレクトするコースもありますが、160種類の中から週替わりで送られてくる「おまかせコース」がおすすめです。

電話でお問い合わせが出来るのも高齢の方におすすめ出来るポイント
私の夫の祖父(90歳)は、歯が悪いのか、お箸で細かく切って食べていたので食も細くなっていました。
試しに食宅便の「やわらかい食事」を頼んだところ、カツ煮を大きいまま食べられて全て完食♪♪
冷凍弁当にあまり良いイメージがなかったようですが、食べて見て満足そうでした^^
ワタミの宅食ダイレクト

公式サイト:https://www.watami-takushoku-direct.jp/
いつでも三菜7食セット | 3,500円 |
いつでも三菜10食セット | 4,230円 |
いつでも五菜7食セット | 4,200円 |
いつでも五菜10食セット | 5,130円 |
ワタミの宅食ダイレクトでは、栄養士が栄養バランスを考えたお食事を提供しています。
メインのコースは2種類。3種類のお惣菜が入っている「いつでも3菜」コースと5種類のお惣菜が入っている「いつでも5菜」コースがあり、少食の方やガッツリ食べる方も選びやすいです。
そのほか、見た目がそのままの『やわらか食』と飲み込みやすさを第一に考えた「ムース食」もあるので歯が弱い方や介護食の方にもおすすめです。
ワタミの宅配ダイレクトも電話でお問い合わせできるので、ネットが苦手な高齢の方でも安心です^^
ウェルネスダイニング

公式サイト:https://www.wellness-dining.com/
価格は、コースによって異なるため、公式サイトでチェックしてください。
ウェルネスダイニングは、「塩分」「糖質」「タンパク質」「カロリー制限」など、さまざまなお弁当があり、ご自身に合ったお弁当を選ぶ事ができます。
噛む力が弱まった方向けに「やわらかダイニング」もあります。
高齢者におすすめ常温(冷蔵)宅配弁当
冷凍ではなく常温で毎日お弁当を配達してくれるサービスです。おすすめはワタミの宅食一択!
冷凍弁当のメリット
- 毎日配達してくれるから見守りになる
- 冷凍していないから更に美味しい
- 調理の必要がない
ワタミの宅食

公式サイト:https://www.watami-takushoku.co.jp/
お弁当/価格 | 5日間 | 7日間 | 曜日を選んだ場合 |
まごころおかず | 3,080円 | 4,312円 | 656円 1つ当たり |
まごころ手毬 | 2,450円 | 3,682円 | 530円 1つ当たり |
まごころダブル | 3,400円 | 4,632円 | 720円 1つ当たり |
まごころ御膳 | 2,900円 | 4,060円 | 620円 1つ当たり |
まごころ小箱 | 2,450円 | 3,610円 | 620円 1つ当たり |
まごころ小箱(小) | 1,950円 | なし | 390円 1つ当たり |
ワタミの宅食は、毎日日替わりのお弁当を担当スタッフが家まで届けてくれるサービスです。
基本手渡しなので、一人暮らしのご高齢者の見守りになると人気です。出かけているときは鍵付きにのボックスに入れてくれるので、必ず在宅である必要はありません。
コースは定期コースと指定した曜日に届けてくれるコースがあり、自由度が高いのが魅力。

こちらも電話でのお問い合わせや変更ができるので、高齢の方も安心です
タイプ別で高齢者におすすめ宅配弁当
高齢者におすすめの宅配食(弁当)をランキングでご紹介しましたが、食事に制限がある方は、本当にここで大丈夫?と迷ってしまうと思います。
- 糖尿病の方やカロリー制限をしたい方は、糖質制限。
- 血圧が高い方や、肝臓病の方は塩分調整食が良い。
など制限があるとお弁当えらいびも難しくなりますが、結論から言うと、「ウェルネスダイニング」を申し込めば間違いありません。
ウェルネスダイニングの気配り宅配食には、その名の通り様々なメニューがあります。
塩分制限食 | 塩分を控え得た食事をしたい方、血圧が気になる方向け。薄味と感じさせない工夫がされています |
糖質制限食 | 糖尿病などにより、血糖値が気になる方に向けたお弁当。あkロリー塩分も調整しています。 |
タンパク質&塩分調整食 | 栄養士が監修し、タンパク質・塩分・カリウムを制限した栄養価を細かくコントロールしている食事です |
カロリー制限食 | 体型が気になる方や、健康のためにケロリー調整したい方に向いています。 |
健康応援食 | 管理栄養士が栄養バランスを考えて作ったメニューでs |
栄養バランス食 | 栄養の偏りが気になっている方におすすめ。一食当たり10品以上の食材を使用しています。 |
更に、噛む力やアゴの力に不安がある方に向けて「やわらかダイニング」も用意してくれているので、食事に制限がある高齢の方のお弁当に迷ったら、ウェルネスダイニングを頼めばまず間違い無いでしょう。
送料無料で7食分〜お試しができるので、味が気になる方はぜひ一度お試しください。
高齢の方が宅配弁当を頼むメリットとデメリット

私の離れて暮らす母(78歳)は宅配弁当を頼んでいます。メリットがあるから頼んでいるのですが、頼んでみてわかったデメリットもあります。
そこで次に高齢の方が宅配食を頼むメリットとデメリットをご紹介します。

デメリットを知った上で申し込むことで、満足度も上がるので是非ご覧ください。
高齢者の宅配食(弁当)のメリット
わたしが実際に一人暮らしの母に宅配弁当を頼んで感じているメリットは主に以下の3つです。
- 火を使わないから安心
- 栄養面が安心
- 買い物の回数を減らせる
火を使わないから安心
高齢になると、忘れぽくなってしまうと言う事はよくあることです。
特に私の母は軽度ですが認知症と診断されているので、火を使わず電子レンジでチンするだけで美味しいご飯が食べられるのはありがたいです。
母は一人暮らしなので、ガス台は捨ててしまいました。

どうしてもコンロを使いたいときようにIHのコンロを購入して渡しています。
栄養面が安心
一人暮らしだったりすると、ご飯を軽くすませてしまったり、作るのが億劫になりスーパーで買ってきたお惣菜ばかりになる方も多いです。
実際作るより買ってしまった方が安いこともありますよね。
ただ、それだと持病がある方などは、栄養の偏りが心配です。
宅配食なら、制限食が整っている業者も多いので安心して食べることができます。
味も研究されているのでとっても美味しいんですよ♪
買い物の回数が減らせる
宅配弁当を上手に使えれば、日々の買い物の回数が減って節約になることも。
無駄に買い物に行かなくて済むので、余計な物まで買ってしまう事もなく結果節約になったという声も多く聞きます。
私の母もその一人です。
高齢者の宅配食(弁当)のデメリット
続いてデメリットをご紹介します。高齢者の方た宅配食を頼むデメリットは以下の通りです。
- 口に合わない事がある
- 食べ忘れて貯めてしまう事も
口に合わない事がある
宅配食は栄養バランスを考えた食事ですので、濃い味が好きな高齢の方だと、口に合わない事があります。
特に塩分調整食は会うあわないがあっても仕方ないかなという所。
まずは口に合うか、しっかりと見極めが大切です。安いからと言ってすぐに定期便を申し込まず1度お試しすることをお勧めします。

夫の祖父90歳は「食宅便」がお気に入りです♪
食べ忘れためてしまう事も
認知症である私の母がよくやるのですが、食べ忘れることが結構あって。冷凍庫がお弁当だらけになっていることも。
食べ忘れを防止するためには、定期的な声掛けや、毎日配達してくれる「ワタミの宅食」などの業者にするのもおすすめ。
ただ、冷凍弁当の場合は賞味期限が長いので、ストックしておくのもありだとは思います。
また、その場合次の配送を簡単にスキップできる業者を選ぶと良いです。
食宅便は電話でスキップや停止ができるのでネットが苦手な高齢の方でも安心。
高齢の方の食事宅配(弁当)の選び方

高齢者の方が宅配弁当を注文する際に、失敗せず選ぶポイントは以下の3つになります。
- 簡単に注文できる?
- 受け取りはスムーズにできる?
- 体調に合わせた食事を選んでる?
簡単に注文ができるか
普段から高齢のご両親の為に、注文できるよ!という方が居れば大丈夫ですが、電話などで簡単に注文やお問い合わせが出来る環境があると言う事は、とても安心ですよね。
祖父が利用している「食宅便」は、毎回カタログが入っていて、次の週のメニューが載っていたりお問い合わせ先も分かりやすくなっているのでご高齢の方でも簡単に注文ができます。
受け取りはスムーズにできるのか
冷凍の宅配食の場合は、ほとんどの業者がヤマト運輸や佐川急便などの宅配業者を利用しているので、好きな時間帯に指定ができます。
ワタミの宅食だけは、毎日常温のお弁当を手渡しで、留守の場合は保冷ボックスに鍵をかけて置いておいてくれます。
生活スタイルによって、どちらが良いのかを決めると失敗しません。
ちなみに私の母は、出かけていて保冷ボックスに入っていたら忘れる可能性が高いので、不在の場合持ち帰ってくれる冷凍弁当を選択しています。
体調に合わせた食事を選んでいるか
食事に制限がある方は、しっかりと体調に合わせた食事を選んでいるのか?が重要です。
たまに、宅配弁当はまずい!と高齢の両親が食べてくれないという口コミを目にしますが、健康的だからと必要がないのに「減塩」を選んだり、まだ嚙む力が残っているのに「ムース食」を選んでしまうと全く食べないと言う事も。
かなず話し合って、対象に合わせたお弁当を選ぶことをお勧めします。
「食宅便」や「ウェルネスダイニング」なら様々な方向けにメニューが用意されているので、まずはお試ししてみると良いかと思います。
口に合わないお弁当を選んでしまうと「まずい」と言って食べてくれないことも。
しっかりと体調に合わせて選ぶのは重要です。
>>高齢者が宅配弁当をまずい!と言う理由|満足してくれる選び方は?
この記事のまとめ
高齢者の方の食事宅配の選び方やおすすめをご紹介しました。
年齢が上がってくると、何かと制限が出てきてしまいますが、食事は毎日のことなので美味しく楽しく過ごしたいですよね。
「食宅便」か「ウェルネスダインング」であれば、通常食はもちろん様々な制限がある方でも対応できるメニューが多いので、まずはこの二社を試してみることをお勧めします。
ぜひお気に入りの食事宅配を見つけてくださいね^^